先月の23日・24日で栃木・湯西川へ旅行に行った日記のお宿編なんだぜ。
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千本松牧場を後にして、湯西川に向かう。
ナビに誘われてどんどん、どんどん山の中に入って行く。
途中、ぱっと視界が開けて脇に川が流れているのが見えたり
鄙びた商店を通り過ぎたりしながら、じゃりじゃりな道を行くと、いつしか湯西川の温泉街に到着。
湯西川という土地は平家と縁があって、壇ノ浦の合戦で破れた平家の落人が湯西川に訪れて
温泉を発見したのが湯西川温泉の始まりだそうです。
今回泊まった本家伴久という旅館は、平家の直系の末裔、25代目当主の宿だそうで
本館は木造で趣のある雰囲気がいい感じ!
玄関に入ると、和太鼓をどどん!と叩いて「●●さま、いらせられませー」と迎えてくれて、
ちょっと恥ずかしくてニヤけてしまう(〃ω〃)
お部屋へ通されると、これまた立派!
和室、っていうか、なんていうの?雅な感じ?
部屋からは川が目の前に見えて、せせらぎが聞こえる程静か。
こんなとこ泊まって、大人だなーこんにゃろーみたいな興奮が(この時点で大人ではない)
さて、晩御飯の前にひとっ風呂だー!てことで大浴場に行ってみると普通の温泉、という印象。
露天はやっぱり川が見えて静かで良い雰囲気。
でも大自然の証明、虫さんもワンワン飛んでる。
湯気の範囲に居れば問題無いんだけど、ちょっと乗り出して川とか見ようとすると至近距離に虫注意!
露天の注意書きにも「虫さんが温泉に入っていたら、そっと流してあげて下さいね」って
書いてあったw
夕飯は囲炉裏のある別館で用意されるんだけど、この別館が川を隔てた向こう岸にあって、
結構高さのあるつり橋を渡って行くんだけど、最近のワイヤーで出来た揺れないつり橋じゃなくて、
“かずら”という植物で作ったかずら橋というやつで、ものすごく揺れるの!
しかも夕飯時に大勢の人が一斉に渡るから、もう波打つくらいにぐらんぐらん。
そしてまたもや高所恐怖症の彼は受難!( ̄∀ ̄)ガンバレ!
お料理は、とーっても美味しかった!!
量もハンパ無いけど、いやーどれも美味しかった。
鹿?猪?のお肉の叩きとか、湯葉のお刺身とか、甘い胡麻のお豆腐とか
囲炉裏で焼くお魚やお肉、竹に入った燗の日本酒など、嗚呼、ヨダレが・・・・。
あ、目玉だった栃木牛の牛にぎりは不味くないけど、あんまりだったかなぁ。
でもその他は本当に美味しかったのですよ!
夕飯の後は食休みにゴロゴロして、またお風呂に入って、おビール飲んで、
眠くて半分気絶しながらオセロしたりして目いっぱい時間を過ごして就寝。。。。(´-ω-`)ンゴー
朝ご飯は本館で和食のバイキングでしたがこれも美味しかったー。
もう食べ過ぎてお腹がまん丸。
あ、謎だったのが、清算してチェックアウトしようとしたら
領収書と一緒に「雪印のさけるチーズ」を2個渡されたこと。(宿泊客全員に渡してた)
まるで帰りの車中で食べてね、という感じで自然に。
何故チーズ?お菓子とかガムじゃないの?
まぁ、車の中でさけるチーズ食べましたが。美味しかったですが。
古くて趣のある日本旅館ということで、外国の方もちらほら泊まってらっしゃいました。
浴衣着た外人さんの、何て言うか、いい感じの違和感が素敵だったw
私たち以上に全てが驚きの連続だったんだろうなぁ。
自然に囲まれた宿だったので、また別の季節に来たら印象が違うんだろうな。
今回は初秋だったけど、次回は雪の降っている真冬とかに来てみたいなー。
(帰り道編に続く)